今日は立秋だそうです。
こんなに暑いのに、真夏のこの時期に「秋」という言葉は
とても不似合で不思議な感じです。
宮崎の夏はまだ終わらないな。
でも、工房前の畑では夏野菜が少しずつ終わりを迎えています。
確かに秋は近づいているんですね。
先日納品させていただいた家具たち。
お客様のご両親が数十年前から大切に保管されていた屋久杉で
ダイニングテーブルを製作させていただきました。
屋久島では、樹齢1000年以上のものを屋久杉というそうです。
その詰まった木目の美しさは本当に素晴らしく
加えてお客様の想いの重さを感じながらの製作は
とても緊張するものでした。
素材そのものの持つ美しさに助けられ、感動しながらの製作。
完成したテーブルをとても喜んでくださったご主人と、
納品時に不在だった奥様がわざわざお電話くださったこと。
製作で流した汗が私たちの喜びに変わります。
貴重な経験をさせていただけたことに感謝です。
本当にありがとうございました。
こちらもご両親から受け継がれている欅の一枚板。
リペアしてまたきれいな木目を見せてくれました。
こうして代々に渡って使われていく家具。
10年、50年、100年後。。。
私たちの作る家具もそんな風に年月を積み重ねていってくれたら
これ以上幸せなことはないです。
Tさま。ありがとうございました。
こちらは、ベンチタイプのテレビ台。
テレビ台としてだけでなく、ベンチやテーブルとしても
活躍してくれそうです。
Hさま。ありがとうございました。
そうしてこちら。。。
うどん屋さんの釡の蓋を製作させていただきました。
家具ではない特注品。
これといった個性は必要ないのだけれど
機能と特性とを守りながら。
“職人”としてやりがいのある製作でした。
Nさま。ありがとうございました。
家具だけでなく、このような特注の依頼。
先日は、まな板を削ってくれませんか?というお客様がいらっしゃいました。
申し訳なさそうに持ってこられたまな板。
ご希望に合わせて削られたまな板を見て
嬉しそうに笑って帰られれば、私たちも嬉しい。
すぐに対応できないときもあるかもしれませんが、
そういった要望にもできる限り対応していきたいと思います。
うん。
やっぱりお客さんからもらう笑顔が一番うれしい♪