息子の成長を感じる今日この頃。
そして、先日の誕生日に実際にまた一つ歳を取った父親:神谷。
息子の小学校入学以降、毎朝の登校を集合場所まで同行する二人。
集合場所までは、ちょっと距離があるので
一人では心細いことと、事故などを心配してのことですが
「いつまで送ればいいんだろうね~。卒業までかな~。」なんて
神谷と話していた矢先のこと。
「お父さん!今日は一人で行くわ!」
突然の息子からの独立宣言。
寂しい神谷は、「じゃあ、途中まで・・・」と言って
とりあえず一緒に出発していきました。
帰宅後に。
「姿が見えなくなるまで見送ってたんだけどさ~
何度も何度も振り返って、手を振るんだよね~。
前向いて歩けばいいのにさ~、あれじゃぁ転んじゃうぜぇ。心配だなぁ。。。」
神谷にしては珍しくえらく寂しそうに呟いていました。
息子が帰ってきて。
「お母さん。今日はお父さんが途中から見送ってくれたとよ。
でね、お父さんね、しゅうたが見えなくなるまでずっと見ててくれたとよ。
ずっと道路に立ってさ。
しゅうたさ。お父さんが車にひかれてさ、、、誕生日なのにさ、、、
誕生日にお父さんが死んじゃうんじゃないかと思ってさ、
何回も振り返ったとよ。」
二人ともお互いを心配して手を振りあっていたと思うと笑えちゃうんだけれど
二人の想いを考えると、少しだけ涙が出てきました。
神谷はいい誕生日を過ごすことができたと思います。
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お知らせ
12月1日(土)は、午後1時からの営業となります。
ご迷惑をお掛けいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
日々-yori
神 谷
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